熱音響実験

熱音響自励振動実験

去年から始めたループ管熱音響エンジンの実験ですが,ついに自励振動するようになりました!めでたい。

現状のループはこんな感じ。

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下記はデータロガーの画面ですが,途中から振幅が増幅しているのが圧力の計測データです。振動が開始して,振幅が増大しています。

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圧力波形をFFTかけたデータ。130Hzにピークがあり,ループ1周を1波長とするモードで発振しています。

engine_FFT

興味のある方は見学にいらしてください。

熱音響エンジンの製作2

熱音響自励振動実験

去年から始めたループ管熱音響エンジンの実験ですが,なかなかうまくいかないです。 今日もいろいろやりましたが,自励発振に至らず。

熱音響現象の例で出てくる。Rijke管。オランダ人の同僚の先生に聞いたら,発音は「レイケ」じゃないみたいです。「ライク」だか「ライケ」みたいです。

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熱音響エンジンの製作1

熱音響エンジン製作開始

今年度はまず熱音響現象の研究の手始めに熱音響エンジンの製作に着手しました。物の手配が大体済んだので,今日から製作開始です。

まずは配管切るところから。蓄熱器も業者さんに作ってもらいました。

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普段HIOKIのデータロガー使ってますが,今回初めてグラフテックのロガーを使ってみました。使い勝手は異なる部分も多いですが,グラフテックもなかなか使えると思います。

熱音響研究会

熱音響研究会

当研究室でも「熱音響現象」の原子力への応用に関する研究を検討しています。その関係で,熱音響に関する研究会に誘っていただいたので,渡辺先生と石垣で参加してきました。

研究会は16日と17日の2日間に渡って開催されました。学生さんの発表がメインでした。最新の熱音響に関する研究内容についての情報収集ができて有意義でした。