インターンシップ・短期英語プログラムによる実践教育<令和元年度(平成31年度)>

【インターンシップ・短期英語プログラムによる実践教育】

1. 県庁、規制庁、IAEA、その他外国研究機関でのインターンシップ

 原子力規制に係るシビアアクシデント対策関連の教育訓練の現場、自治体における国・事業者との連携の実情を学ぶため原子力規制委員会原子力安全人材育成センターへの見学を実施した。

<内容>
 ・原子力規制庁の概要の説明
 ・国際機関や外国の規制機関との連携について
 ・原子力発電所中央制御室を模擬したプラントシミュレータの見学
 ・防災・危機管理業務について(緊急時対応センター(ERC) 見学)

インターンシップ・短期英語プログラムによる実践教育の様子

https://www.nsr.go.jp/data/000270254.pdfより

 

2. 短期英語プログラムによる実践教育

 英語のディベートやプレゼンの専門スキルを有する英語講師を毎週1回(1.5時間)招いて英語のプレゼン講座を実施した。なお、イタリアから外国人若手研究者を招き、原子力規制関連のテーマに即した問題設定、資料調査・翻訳、外国人への説明、質問対応、英語のプレゼン作成・発表、議論といった内容で少人数のグループワークを予定したが、新型コロナウィルスの影響により訪日することができなくなり中止した。

□ 外国語活動指導助手(ネイティブ)による英語プレゼン指導〔参加学生5名程度〕
 以下の要領で、原子力規制に関連する問題に対し、英語でのプレゼンスキルを向上させるためのプログラムを推進した。
①あらかじめ設定したテーマに従い、学生が10-15分程度のプレゼンを準備し、参加者に対し英語でプレゼンを行う。
②外国語活動指導助手が1枚1枚の資料について、不明な点等についてコメントし、発表者はそれに応える。また、他の参加学生もこれに参加する。
③外国語活動指導助手がその資料を用いて、プレゼンの手本を示す。後日、このプレゼンを修正し、再度プレゼンを行う。

<テーマ例>
 ・世界から見た日本の原子力発電所
 ・環境の放射線影響
 ・原子力災害対策
 ・各国の原子力事情(モンゴル・ウクライナ)
 ・日本の世界に誇れる技術

短期英語プログラムによる実践教育の様子1

短期英語プログラムによる実践教育の様子2