「早期からの職業意識・国際感覚向上」を目的とし、海外インターンシップに向けての準備を実施した。
[IAEAの担当各課へのインターンシップ受入れ可能性聴取]
県庁職員とアドバイザーがIAEAを訪問し以下の内容を聴取した。また、IAEA職員が福井県に来訪した際にインターンシップ受入れについて議論を行った。
※本事業予算の使用はない
<主なコンタクト先と内容>
・マネジメント局人事部
IAEAのインターンシップ制度について(期間・事務手続きなど)
・原子力エネルギー局核燃料サイクル・廃棄物技術部
研修内容案 核燃料サイクル、廃炉、廃棄物の管理処分など
・原子力安全・セキュリティ局原子力導入安全部
研修内容案 深層防護、シビアアクシデントガイドラインなど
・原子力安全・セキュリティ局緊急事態センター
研修内容案 GSR-7(一般安全要件・緊急事態対策)とりまとめ
<成果と今後の取組み>
規制人材育成の内容に合致する研修先として、「原子力安全・セキュリティ局 放射線・輸送・廃棄物安全部 放射線安全モニタリング課」「原子力安全・セキュリティ局緊急事態センター」を選定し議論を進めた。得られた情報を情報連絡会において共有した。IAEAでのインターンシップを希望する学生を募り、「志望動機・配属希望部署」「原子力規制における考え(小論文)」「これまでの受講した研修内容」「TOIECスコア」などを選考の参考として、候補者の選定を行い確定した。別事業により、候補者2名を30年度に派遣することとした。