活動実績 (確認用)

【インターンシップ・短期英語プログラムによる実践教育】短期英語プログラムによる実践教育(平成29年度)

「早期からの職業意識・国際感覚向上」を目的とし、外国語活動指導助手(ネイティブ)による英語プレゼン指導、若手外国人研究者と協働で短期間に成果をまとめる英語による実践教育を実施した。

・外国語活動指導助手(ネイティブ)による英語プレゼン指導(参加学生5名)

 以下の要領で、原子力規制に関連する問題に対し、英語でのプレゼンスキルを向上させるためのプログラムを推進した。

 ①あらかじめ設定したテーマに従い、学生が10-15分程度のプレゼンを準備し、参加者に対し英語でプレゼンを行う。

 ②外国語活動指導助手が1枚1枚の資料について、不明な点等についてコメントし、発表者はそれに応える。また、他の参加学生もこれに参加する。

 ③外国語活動指導助手がその資料を用いて、プレゼンの手本を示す。後日、このプレゼンを修正し、再度プレゼンを行う。

<テーマ例>

 ・東日本大震災の概要・外国からの支援

 ・福島第一原子力発電所事故の原因

   ・東日本大震災後の原子力規制のしくみの変化

   ・チェルノブイリ事故と福島第一原子力発電所事故後の対応の比較

   ・福井大学の教育カリキュラム など

 

   ・若手外国人研究者との協働(参加学生4名)

     以下の要領で、原子力規制に関連する問題に対し、英語でのコミュニケーション能力を向上させるためのプログラムを推進した。

    上記プログラムと異なる点は、プレゼンなどにより伝えるだけでなく、若手外国人研究者が内容を理解し、

    それを他人に伝えられるところまで協働で資料作成を行う点にある。

 ①あらかじめ若手外国人研究者が必要とする情報(テーマ)について相談する。設定したテーマを細分化し、内容ごとに学生が情報を収集する。

 ②収集した情報を英語の資料として学生がまとめ、若手外国人研究者に説明する。若手外国人研究者は情報を取捨選択、さらに必要な情報を学生に要求しつつ、

  自らはこれらを集約してプレゼン資料を作成する。

 ③若手外国人研究者は、学生から収集した情報をまとめ最終的にこれを用いたプレゼンを行う。

 

<テーマ>

  - 震災から福島第一原子力発電所事故に至る事象の概要

  - チェルノブイリ事故と福島第一原子力発電所事故後の対応の比較

  - 放射線規制(空間線量・土壌モニタリング、食品規制、避難区域等)

   など