シビアアクシデント解析コードの整備・教材化と研修(平成30年度)

【シビアアクシデント解析コードの整備・教材化と研修】

 既存のシビアアクシデント解析コードSAMPSONやTHALES2のカリキュラムへの導入、また、シビアアクシデント現象を簡易化したモデルを使用した手計算によるシビアアクシデント進展の簡易計算の活用を検討している。平成30年度はSAMPSONコードの環境整備を行い、解析モデルや解析モジュール、入力データや出力データの整理を行い、サンプル入力データを用いた解析を実施した。

 また、深層防護第4層・第5層に関する教育を行う前に基礎知識として必要性のある原子力発電所の主要設備、工学的安全設備、原子炉補助設備等を学習できるEラーニング教材開発を行っている。平成30年度はそれらの教材となる情報を整理し、シナリオ作成とサンプル動画の撮影・編集を行った。平成31年度はその拡充を進め、Eラーニング教材の完成を目指す。