福井大学附属原子力工学研究所（以下「研究所」）では、敦賀キャンパス及び研究所の公開イベントを11月１４日（土）に実施しました。

　研究所では、教育や研究・学生の活動を広く地域の皆様に知って頂くことを目的に、一般公開を毎年実施してきましたが、今年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、十分な対策を講じた上で、主に高校生及び原子力に興味のある本学学部生を対象に実施しました。

　当日は、敦賀高校の生徒１７名と若狭高校の生徒３４名，本学工学部学生１５名が参加しました。受付でマスク着用の確認と検温，手指消毒を行った後、「原子力の現在の状況」と題したミニ講義や、簡易型測定器を使った身の回りの放射線源測定体験，原子炉模型や除染模型等の展示，本学客員教授 西村昭彦先生（日本原子力研究開発機構）によるレーザー研の展示，所内の見学ツアー等を行いました。

　今年度はコロナ禍の影響もあり、残念ながら地域の方々に敦賀キャンパス及び研究所における教育研究活動の成果をお見せすることができませんでしたが、状況が好転すればまた実施していきたいと考えております。