Volume Penalization法のテスト2

テストその2 角柱後流のカルマン渦

今回は角柱後流のカルマン渦の計算をVP法と通常の計算とで実施して,渦の放出周期が合うかやってみました。 完全に四角なので,一致するはず。

レイノルズ数は100です。

通常の計算(角柱部分のメッシュを設定)による流速分布

VP法による計算による流速分布

VP法のほうが不安定化(流れが振動しはじめて,渦が出るまで)が早いですが,最終的な渦の放出周期はほぼ一致しています。 (ここまで来るのに多少手間取ったりもしましたが。。。)

下図はスパン方向速度の時系列データです。赤が通常の計算,黒がVP法の計算によるものです。

uhist

ついでに渦度の動画

通常の計算(角柱部分のメッシュを設定)

VP法による計算