数値流体シンポ
9月に引き続き,名古屋大学で学会がありました。
「大型格納容器実験装置における自然対流による成層浸食挙動のデータ同化を用いた解析」というタイトルで石垣が発表しました。一番集中してやっている格納容器の熱流動解析にデータ同化(局所アンサンブル変換カルマンフィルタ)を適用して解析を高精度化できるかについて発表しました。現状いろいろ課題はあるんですが,ボチボチやっていきます。
- 恩師の先生にも久しぶりに会えました。
- JAEAでLETKFやってる人と情報交換できました。
渡辺先生が2023年3月で定年退官されて結構経ちますが,ホームページはまだ改修中です。
福井大学 工学部機械・システム工学科原子力安全工学コース,福井大学大学院 工学研究科安全社会基盤工学専攻原子力安全工学コース 熱水力研究室のホームページです。
当研究室では,原子炉内の熱流動に関する解析的・実験的研究を行っています。
詳細については右上のRESEARCHタブもしくはPAPERSタブをクリックしてください。
9月に引き続き,名古屋大学で学会がありました。
「大型格納容器実験装置における自然対流による成層浸食挙動のデータ同化を用いた解析」というタイトルで石垣が発表しました。一番集中してやっている格納容器の熱流動解析にデータ同化(局所アンサンブル変換カルマンフィルタ)を適用して解析を高精度化できるかについて発表しました。現状いろいろ課題はあるんですが,ボチボチやっていきます。
S. Soma, M. Ishigaki, S. Abe, Y. Sibamoto, “Application of analytical wall functions to CFD analysis of condensation flow, Nuclear Engineering and Design,” Vol. 416, 112754, 2024, https://doi.org/10.1016/j.nucengdes.2023.112754
同僚が論文を書いてくれました。
CFDで壁での蒸気凝縮を計算するのに壁近傍で細かいメッシュを使うのが一般的です。この論文では,壁近傍の挙動を模擬するのに解析的な壁関数(Analytical wall function)を適用して,細かいメッシュを使わなくても解析できることを示しました。
名古屋大学で学会がありました。
M2の上田さんが「蒸気発生器伝熱管複数本破断(MSGTR)における破断位置の影響の検討」というタイトルでSGTRの解析について、発表しました。初めての学会で緊張してましたが、無事終わりました。(最優秀賞とったM2の中間発表より緊張してました。)
発電部会のお仕事で廃止措置の企画セッションの座長を担当しました。オーディエンスが多くて、廃炉に関する世間の関心の高さがよくわかりました。
今回の学会もいろんな人と話ができてよかったです。特にこれからの研究協力に発展しそうな感じの話もあり良かったです。
M1の山下さんが若狭湾エネルギー研究センターの支援をうけて,ドイツFZJへ留学することが決まりました。
(追記) 9月に無事ドイツに行かれました。
12/2に第20回日本流体力学会中部支部講演会が福井駅前のアオッサで開催されました。 http://jsfm-chubu.jpn.org/#%E8%AC%9B%E6%BC%94%E4%BC%9A20
流体力学会では,福井は中部くくりらしいです。
「自然対流のアンサンブルカルマンフィルターによるデータ同化解析」というタイトルで,データ同化に関する発表をしました。
中部支部講演会ということでお世話になった方々に多数会えました。来年の数値流体力学シンポジウムは名古屋開催という話をうかがったので,がんばって発表できるようにしたいと思います。
昼食。福井きてから初のそば。
9/7-9に茨城大学で日本原子力学会2022年秋の大会があり,「大型格納容器実験装置CIGMA内熱流動解析へのデータ同化の適用-観測データの配置に関する検討―」というタイトルで発表しました。
久しぶりの原子力学会で,色んな人にあえてよかったです。
懐かしの日立駅前。
これも日立の駅前。
常陸多賀駅前。帰りは常陸多賀駅から。茨城に10年以上住んでましたが,はじめての常陸多賀駅。
8/9に文京キャンパスでオープンキャンパスがありました。
本当は現地で,流体の解析した動画を説明する予定だったのですが,先週の大雨で,国道,高速道路,電車が寸断されて,移動がままならないということで,敦賀に住んでいる教員は参加できなくなりました。
もし,オープンキャンパスに参加されていて,もっと知りたいという方がいらしたら,ご連絡下さい。
下記の論文が公開されました。Open Accessなので,どなたでもご覧になれます。
M. Ishigaki, Y. Hirose, S. Abe, T. Nagai, T. Watanabe, “Estimation of Flow Field in Natural Convection with Density Stratification by Local Ensemble Transform Kalman Filter,” Fluids, Vol. 7, 237, 2022, https://doi.org/10.3390/fluids7070237
データ同化(観測と計算データの両方を使って,解析精度を向上させる方法)を原子炉の熱流動解析に適用して,精度を上げられないかを検討しています。その第一段階として,小型の体系での自然対流挙動にデータ同化の手法の1つであるLocal Ensemble Transform Kalman Filterを適用して,解析精度を上げるための基礎的な検討を行いました。
M2の中間発表がありました。M2のみなさんお疲れさまでした。教員のみなさんもお疲れさまでした。
8/5でしたが,大雨で電車は動かない,高速も通行止めと,朝から大混乱。前日から帰れなくなった人もいたようで,本当にお疲れさまでした。
当初の予定では学生は講義室で発表,Zoomでも接続して,居室から発表を見れるようにする予定でした。あくまで発表は現地で対面メインの予定でした。
ですが,敦賀まで来れない学生がでてきたので,急遽,リモートでもちゃんと発表できるようにしました。
結果的に大きなトラブルなく発表が終わったので良かったです。 (その後,帰れない人も何人かいて,それはまた別の苦労話があったようです。。。お疲れさまでした。)
第7波。福井も連日新型コロナ陽性者の数が増加しています。
先週,子供が新型コロナに感染しました。幸い,本人もそこまでひどくならず,他の家族には感染が広がりませんでした。1週間以上自宅での引きこもり生活になりました。
敦賀市から送られてきた食料です。レンジであっためるご飯は12個入ってました。
みなさま,改めて,ご注意ください。